第1回城フェスフォトコンテスト 受賞作品①

第1回城フェスフォトコンテスト、盛り上がりました。
なんと応募総数は116作品!
すべてご紹介したいところですが、
中井均先生賞、加藤理文先生賞、畠中和久さん賞、萩原さちこ賞を含む各審査員のベスト3、
入選作品をご紹介します。
こちらに掲載できない写真も、思いのあるすばらしい作品ばかりで審査が大変でした。
たくさんのご応募、ありがとうございました!

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■応募要項
あなたが撮影した自慢の1枚をコメントともに応募してください。
テーマは「城での思い出の1枚」。
定番のアングルで撮影したベストショット、城で出会った奇跡の絶景、幻の遺構、
偶然発見したもの、城で遭遇した動物、城めぐり仲間との集合写真・・・などなんでもOKです。
ただし、城または城近辺で撮影した、城に関連するものに限ります。
・応募は1回の投稿につき1枚。また、ひとり3回(計3枚)までとします。
・写真は応募者ご本人が撮影したものに限ります。
・日本の城(倭城含む)に限ります。
■審査方法
中井均先生、加藤理文先生、畠中和久さん、萩原さちこが審査。
2015年6月21日(日)開催の城フェスvol.6 2015 in TOKYOで各賞を発表。
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中井均先生賞(加藤理文先生・畠中和久さん・萩原さちこ第 2位)

24_高谷伸也01

高谷伸也さん
タイトル「娘が感じた竹田城」
コメント「我が家の子どもたちは、2人ともに初城は但馬竹田城にこだわりました。
現在のようなブームになる前、私自身が月に一度は通っていたほど好きだった竹田城。
この日は息子の城デビューについてきた娘が緑濃き竹田城に目を奪われていました。」

●中井先生よりコメント
青い空、今では失われてしまった芝の緑、そして女の子の後ろ姿。
城の写真を見ているというより、芸術作品を見ているよう。
その題材として城が登場しているのがとてもうれしかったです。
竹田城を見ながらどんなことを思っているんだろう、
城が人生の軸になっていくのかなあと思うと感慨深いです。

●加藤先生よりコメント
青い空、白い雲、芝の緑、そして差し色にピンクの服や麦わら帽子。
コントラストも見事ですばらしい。
女の子と石垣の高さの対比なんかもバッチリで、とにかくいい1枚ですね。

●畠中さんよりコメント
女の子がどこへ歩いていくのか、ストーリー性を感じますね。すばらしい!
写真家としてひとこと言うと、女の子がど真ん中ではなく、
もう少し左側に寄っている構図だともっとよかったかもしれません。

●萩原よりコメント
娘さんの右足がポイント。自分の意思でトコトコと向かっていくようすに惹かれます。
撮影した方の竹田城に対する愛情も伝わりあたたかい気持ちになりました。
子どものころから竹田城に連れていってもらえるなんて、なんという英才養育!将来有望ですね(笑)

 

中井均先生第2位

DSC_0066

井上智章さん
タイトル「風雪に耐え、桜に守られる城」
コメント「仕事を退職し、落ち込んでいた私に妻が選んでくれた旅行先での一枚です。
私はこんなに小さいのに400年耐え忍んだ城は桜に歓迎され凛々しく そこに立っていました。」

●中井先生よりコメント
アングルとしては一般的で天候もイマイチですが、コメントに感銘と共感。
第1位「娘が感じた竹田城」ではこれから育つ小さな女の子が登場しましたが、
一方で、この方にとっては退職後の人生を支えてくれたものだ、と。
世代が異なっても城が人生の軸になるのだな、城ってやっぱりすばらしいなと思いました。

 

中井均先生第3位

53_メカマツオ02

メカマツオさん
タイトル「潮流の守り」
コメント「「能島上陸&潮流クルーズ」に参加した時の、船の上から能島を撮った写真。
城に手を入れなくても、潮流が最大の防衛だということを体感。
当時はどうやって行き来したのだろう。」

●中井先生よりコメント
この写真の能島城ではないのですが、
以前、同じ瀬戸内の甘崎城へ泳いで渡り、帰りに溺れかけたことを思い出しました(笑)
村上水軍の城は、こうした潮流に守られているのが特徴。
城そのものの写真ではないですけれど、能島の条件をよく表している1枚だと思います。

 

加藤理文先生賞

86_高島敏郎02

高島敏郎さん
タイトル「雪起こしの竹田城」

コメント「この日の朝6~7時にかけて兵庫県但馬地方南部は雷を伴う雪が降りました。
いわゆる“雪起こし”でした。本丸帯曲輪から北千畳を撮影。」

●加藤先生からコメント
受賞理由は「根性」(笑)!。
こんな大雪の日、しかも早朝に山上に登った心意気に拍手です。
(現在は冬期入山規制されているため)今となってはもう撮れない、貴重な写真でもありますね。

 

加藤理文先生第3位

47_backey03

backey 03さん
タイトル「高松城天守閣のAI!あれ手が写ってますか?そちらで消しておいてください。」
コメント「高松城の内濠で期間限定で体験した遊覧舟から撮影しました。
高松城は天守台を復元し、天守閣も再建予定とのことです。
再建予定の天守は南蛮造りで、そのイメージのイラストを船頭さんからもらい、
天守台にかざしてくださいとのことで、一枚写真を撮りました。
是非、天守閣を再建してほしいです。」

● 加藤先生よりコメント
撮った方のお城が好きな気持ちが伝わってきて、いいなあと思いました。
わくわくして、思わず写真を撮ったんでしょうね。

 

畠中和久さん賞

08_キラリ

キラリ さん
タイトル「僕らの遊び場」
コメント「勝竜寺城は、その昔、天王山の戦いの舞台になったり、
細川ガラシャが嫁いだお城として、歴史に登場しますが、
今はやすらぎを感じる公園で、桜が咲く頃になると、
往時を偲びながらのお花見や、子供たちの絶好の遊び場になっています。」

●畠中さんからコメント
子供たちの楽しげな声がきこえてきそうな一枚です。
プロの写真の様に狙って撮られるものではなく、
技術的には足りなくてもそこでしか撮れないライブ感も伝わります。
私の故郷が天王山の麓ということもあり、
勝竜寺城は身近なお城というのもポイントでした。

畠中和久さん第3位

51_こえだ

こえださん
タイトル「もう高虎の赤木城と一体化したい」
コメント「藤堂高虎のお城が好きで、最初期の城と言われる念願の赤木城に行ったときの自撮りの一枚。
バス停から一人、往復徒歩11キロ。
上空からトンビに狙われていることも知らず、城との一体化を満喫していました。」

●畠中さんよりコメント
石垣の手前に横たわる女性のフォルムと構図のアンバランスさが
妙にそそられました。鳶が飛んでいるのもポイント高いです。
私が学生時代に女性の写真を撮っていた時期があるのですが、
その連作と構図が似ているのでドキッとしました。

 

萩原さちこ賞

95_よたろう01

よたろうさん
タイトル「リアル天守しろまるひめ」
コメント「姫路城前でゆるキャラ・しろまるひめと記念撮影をしたら、
何と、ひめの頭上に偶然櫓が!奇しくも本物と同じ「五層天守」となりました。
ちなみに右手に携えているのは萩原さちこさんの「わくわく城めぐり」です。」

●萩原よりコメント
なぜ、しろまるひめは五重ではなく三重天守をかぶっているのかと気になっていました。
かつて私が撮った写真に比べ、しろまるひめが茶ばんでしおれていて…
しろまるひめも頑張っているのだなと元気をもらえました(笑)

 

萩原さちこ第3位

77_奥月02

奥月さん
タイトル「ミルフィーユ」
コメント「小田原城御用米曲輪発掘調査説明会での撮影。
数年前まで自身も駐車場として使っていた場所に
駐車場→野球場→ご用邸→御用米曲輪→後北条氏の庭園と
ミルフィーユように重なった歴史が立体的に見え、胸がきゅんとしました」

●萩原よりコメント
関東人としては、姿を見せた戦国期の庭園遺構は鳥肌モノでしたが、
それをこんなアート作品として見せてくれるとは!
地元の方とのことで、小田原城への深い愛着があるからこそ見えるものがあり、
それが表現されているのだなと思いました。

 

以上、各審査員賞ベスト3の9作品でした。
どれもステキな写真ですよね。おめでとうございます!
(実行委員長 萩原さちこ)

入選作品は第1回城フェスフォトコンテスト受賞作品②でご紹介します →

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受賞作品の一部は城フェスvol.6でご紹介しました。動画はこちら↓

Broadcast live streaming video on Ustream
第1回城フェスフォトコンテストは1:49:57あたりからスタートします。